この田舎都市でスーパー歯医者発見!

注:この写真はモデルさんで実際の歯医者さんではありません。

この土地の歯医者の件については前にも記事に書いたことがあります。

歯医者も”ワークシェアリング”らしいです
パリでは13区にある歯医者さんに通っていました。<通っていた>ほどでもないのですが、パリに住み初めた翌年の夏、奥歯の詰め物がポロンと取れてしまったのでした。同僚に聞いてもあまり良い歯医者の噂は聞かないし、当時よく閲覧していたパリの日本語無料新聞のネット掲示板を参考に、電話をかけてみたところ、ほんの2,3日後の朝イチに予約入れてくれたので行ってみました。始業時間前後なら空いていたのかもしれません。

 いかがですか?なかなかすごいなと感じられたと思います。
おそらく紹介した先の歯医者からはコミッションを取ってるのではないかと思います。自分の技術が未熟なのとそもそも必要な設備投資もできないので紹介業務で収入の足しにしてること見え見え。
ああー、行かなくてよかった・・・。  

トラブル再開、そして連休・・・

さて、3月の後半に上記の記事を書いた後、しばらく歯の事は忘れていました。

それが5月になってしばらくした頃、そのクラウンの隣の奥歯の歯茎が恐ろしく痛むようになりました。その歯とその後ろの奥歯の間の食べ物のかすを取ろうと歯間ブラシでこすりすぎてしまったからと思いますが、夜中に痛みが始まり、ズキズキしてたまりません。

それに輪をかけて5月は1日と8日、それから今年は20日の木曜がAscentionというカトリックの祭日で休日。なのでつなげてPontをしたりなんだかんだでお店関係以外は休んでいる人が多いのですが、医者も例外ではありません。そうこうしているうちに11日の金曜になって後は土日に入ってしまう!
この金曜の午前中、一番近い救急窓口(私立)に行っても先客が何人も、そして受付の対応はマジかと言いたくなるほど不真面目。即帰りました。
それじゃとりあえずSOS Médecines(SOSメッサン)に来てもらって痛み止めだけでももらって後は週明けに考えるか、ということで連絡すると通常は往診してくれるのですが、ここでは人手不足なのか、
「すぐ診てもらいたいなら来てください」
ということ。SOSメッサンに外来診療キャビネがあるの??と思ったけどあるそうで、ネットでもう一度場所を調べて出発。
海へ向かう自動車道から降りた市内から外れたところにありました。でも近所に富裕層目当てのショッピングモールとかCarrefourの店舗があります。
本日担当の先生は若い陽気な先生。歯茎が痛むと言ったら、
「見えないところに虫歯が隠れてるのかもね。痛み止めとBain de bouche(スーパーでは売ってない強力なデンタルリンス)を出しとくけど次は歯医者にかかってください。」

どっちみちSOSメッサンは一般内科医なので詳しいことは診れないですね。 

小康状態の後・・・・

その後なんとか小康状態になったんですね。でもとにかく早く診てほしいのでどうやら当地には”休日診療の歯医者”があるらしいので翌日の土曜SAMU(119番みたいなもの)に連絡して明日の日曜の当番の歯医者を聞き出しました。
・・・ところがSOSメッサンに処方された通り痛み止めを飲んでいたところ、翌日曜の朝、起きた時めまいと息苦しさ・・・!

!!!ダメだ、これ・・・。きっと薬のせい・・・。

しばらくソファで横になっていました。心臓がパクパク脈拍パクパク・・・。
どうやら痛み止めのせいです。

調べてみたら各種痛み止めは処方箋ナシで簡単に購入できるものでも危険なことも多いそうですね。本当に必要な時に限る使い方をしないと、痛みは止まるものの、さらに病気になってしまいます!!

 しばらく横になっていると治ったのでそれで”飲み薬”は取りやめ。
前日聞いた<当番歯医者>に行ってみることにしました。電話をしても誰も出ないのですが、出られないのかな?と思って近くなので直接行ってみることに。

・・・普通の8階建て程のビルの一室です。例によって地上階は店舗(メガネ屋)、上の方はアパートになっている至極普通の建物。入り口に歯科医のプレートも貼ってあり、呼び鈴ブザーを押しても誰も応答しない。そうこうしているうちにこの建物の住人の女性が建物内に入るというので事情を話して一緒に入れてもらいました。
歯科医がある階まで上がってみて歯科医のドアの横の呼び鈴を押しても何の応答もありません。何度押しても同じ。

呆れながら帰りました!! ところで”休日担当”として名前を貸すには若干利益もらっているのではないかという疑問が湧きます。それで実態はこれ。それに利潤をもらってなくても一応”休日担当”でしょ? 義務感ゼロ。
ここの歯医者はたとえ翌週電話が通じても絶対行かないことにしました。

 

比較的早く予約入れてくれた歯医者に行ったら・・・。

さて翌週、痛みは収まったものの、その隣の前回外れたクラウンのあたりが弱々しく、ちゃんと噛めない。もう絶対にきちんと診てもらわなければ、と検索検索、でも電話しても4ヶ月先、そんなに早く予約とれないよ、とかばかり。
何軒かの電話をメモって電話をかけまくっていたのですが、その中の一軒、若い女の子の秘書らしい人に
「できるだけ早く予約を取りたいんです」
と言ったら10日後の予約を取ってくれました。しかし朝8時半。偶然徒歩10分程の距離だったのですからそれでも楽勝。

・・・・10日後の朝8時半、行ってみました。近年新しく開発した地区で昔のバスターミナルがあったところです。今では住宅やオフィスの建物が建て込んでいますがその中のオフィス専用ビルの一つ、巨大エレベータやセンサーで点灯する廊下があってなかなかごつい建築です。
歯科キャビネと書かれたプレートを見ると、”Dr.✕✕、Dr.●●の後継”と書いてあるんです。そして✕✕は、ベトナム系の名字。ベトナム系の歯医者さん、本当はベトナム系の歯科医を探してもいなかったんですよ、
1年前は。ネットで見ても無かったんだけど、フランスの名字のDr.●●を見て、比較的近いので電話をかけた訳です。

先生は40代ぐらいの<歯科医の一番乗ってる>年頃。しかも爽やかなイケメンです。 🙂 年配女性と極々若い2人のアシスタントがサポートするキャビネ(診療室)でパノラミックレントゲンを撮った後診察したのですが、
「このクラウンの下の歯は割れていますので抜歯が必要ですね」
さらに上あごにも気づかない虫歯があったようで・・・。

!!!あの取れたクラウンをひっつけただけのコミッション歯科、上に貼り付けた過去記事の最後の方でやり方が荒っぽいので顎が痛かったと書いてませんでした?
多分、いえ、ほとんど確定でそのせいでクラウンの土台が入っている本物の歯の根っこが傷んでとうとう割れてしまったんじゃないかな・・・。

ああ・・・、しかしこの歯医者さん、凄腕でした。直ちに診断下したのもありますが、それはその後実際の治療でわかりました。前にこのキャビネに居た歯医者さんは確か”歯科医セミナー”などもやっていたような人でした。
既存の患者を引き継ぐんなら、キャビネを譲るのはやっぱり人選するでしょ?普通は。面倒なら「もう止めるんで閉める」ってことでキャビネ自体閉鎖してトンズラですわね。現に電話かけても”閉鎖しました”メッセージが流れたところもありました。

フランス一般にそうですが当市でもちゃんとした歯科医を探すのも難しいんですよね。と、いいますか、もとよりちゃんとした医者一般を探し当てるのも困難です。
それでこんなまともな歯医者さんが偶然にも見つかったのはラッキーでした!

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