ストーカー不動産屋

アパート売却の話に戻りますが投資家さんは現在ギリシャ
でお仕事の最中。

こっちのアパートの購入書類を保管してあるnotaire(公証人)
に物件の状態診断書(diagnostique)とか建物の管理業者
(syndic)の管理費経費の明細をそれそれ業者からダイレクト
に届けさせておいたところ、先週の頭になってやっと公証人
から連絡が入り、売買の約束(compromis de vente ) の書類
にサインしに行って来ましたが、投資家の女性は自分の公証人
にあらかじめ代理サインをさせていたので、相手不在の<サイン会>
になりました。
これで来週の月曜まで何も変わった事が無ければ売却は確定。
しかし本来の価格から半分近くも値下げしての売却、このご時勢
ですからしょうがない。売るしかない人達はみんな損していますが
この先値上がりする保証も無いんですよね・・・。

これじゃストーカーだわよ

さてこうなるまでがちょっと大変でした。先日サヨナラしたはず
のO不動産、最初はそのまま音沙汰なしで、これでもう来ないな
と、思っていたところ10日程経った先月の初め、道で偶然ダン
ナが不動産屋の所長に遭遇してしまったのです。まあ、半径400
メートルの狭い地域での話なのでそれもアリかな・・・。なんと
「買いたいといっている人からは連絡がないそうですね、それじゃ
心配じゃないですか?ウチにお宅を見たいお客が来たら連れて
行ってもいいですよね?」
と強引に話を持ってゆかれそのあくる日早速電話が入って
投資家だという若干年配の男性を連れて来たのです。

強引な見学会

その男性はあまり関心は持たずに帰ったのですが(エージェント
を通すと手数料がかかるから嫌?)その後も自分が住むための
部屋を探している人など(オススメは出来ないのですけれどね)
2週間程の間に手当たり次第に5、6組はとっかえひっかえ来訪。

私、内心「これってすごくやばいんじゃない?」と思い、見学に
来させるのは止めた方がいい、と主張したのに、
ダンナは
「あの女性は本当に買う気があるかわからない」
「書類にサインしてないからいつでも撤回される恐れがある」
と、不動産屋との縁を切りたくないと、押しかけられるままに。

まあ、連絡が殆ど来ないのでいたし方無いか・・・・。第一書類
になってない口約束では本当にキャンセルされても何も言え
ないですから。

あの営業が!

しかし私は連絡が無いのは問題が無い証拠と考えていたし
投資家さんの口ぶりその他を見ていたので、これは本気で
購入すると確信していたのでした。

その間にも平日はO不動産からの見学依頼というか、来訪予告
の連絡がほぼ毎日のように。これじゃまったくもってストーカー
と同じ。
さすがに土日は来なかったけど、いい加減うんざりしていたところ、
その日2人目の訪問者を、それもほぼ直前に電話して連れて来る、
という連絡がしかもあの役に立たない営業から入ったのでした。
コイツその前日にも何も知らないお客さんを連れて来てまずい説
明して窓も開けたら開けっ放し、電気もつけっぱなしで帰ったり。
ええ、これはいつものことですけれど。

私、「(ヤツに会いたくないから)ちょっと買い物に行って来る」
とやって来る前に外出。

そしてもういい頃だろう、と戻ってみると・・・・・。まだ居た!
長々と何を説明しているのだろう・・。どうせお門違いのお客を連
れて来たのだろう、と見ると、まさにその通り、リッチな感じの色白な
白人の親子(後で聞いたらドイツ人の医師だとか。ダメよ、ここ買
っちゃ。絶対後悔するから)

もうこの営業にはここに書いてはいないけどいろいろな面で出入り
禁止にしたい位、気に食わないことばかりなので挨拶もそこそこに
外にトンボ返り。

その後半時間程かけてやっと家に戻りました。さすがに来訪者達
は居ません。
私「(投資家の)Sさんに本当に購入する気があるか連絡する」

見込み通り

どうせ次の週の月末あたりに公証人から連絡が入るはず
だけど、早速その晩一本メール送りました。
「どこからも連絡が無いのですが、購入は取りやめでしょうか?」

会いたくも無い不動産屋に執拗に付きまとわれ、イラついていた
勢いでこの質問、もろ単刀直入に書いてしまったのですが、
逆にすぐに返事が。

「公証人には代理サインをお願いしています、またローンを組む
予定の銀行担当がバカンスで長期不在で、現在住宅ローンの
申請が殺到しているせいか、手続きが遅れているので本契約が
可能になるのは予定していたより半月ほど遅くなる可能性も」

・・・焦った感じでのメールに、やっぱり本気での購入だった、
ぶしつけなメールを送った後悔の気分・・・。

もうO不動産はきっぱり断るんだ、と、翌日早速断りに。こうなった
のもダンナの責任なので、私は行かず一人で行かせました。
売却は中止する、と言う事でなんとかストーカー行為から逃れる
ことが出来、一安心。実は3日前の見学者の中の一人が何も
知らずに結構買い気を起こしていたので本当にやばかった。

でもね、O不動産には一回もこちらからアパートの販売を
依頼したことは無いのですよ、ストーカーしてくれたのはきっと
ウチの物件が割安価格で比較的売り易かったからなのでしょう。
結構ある意味でのいいカモだったのね。

そういえばO不動産取り扱い(ここの得意の専属契約、EXCLSIF
のマーク付きですよ!)の県警察本署そばにあるきれいな一軒家、
当初32万ユーロの値が付いていたのがこの前見たら32ってのが
線を引いて消してあって
<至急!29万9000 28万5000>
と表示してあったたけど、まだ売れない。
高額物件、やはり動かないですね。

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