やはり夏はラタトゥイユの季節

*初めて作ったラタトゥイユ。輪切り野菜はちょっと厚めに切りすぎた感有り。

 

6月の半ばの約2週間は今年は想定外の猛暑がヨーロッパ西方を襲ったおかげで予定より
早い真夏状態になってしまい、普段涼しいフランス北部側等も暑い暑いの毎日
でした。あのあたりの人達は普段暑さに慣れていないのでかなり大変そうでした。

 

それが先週10度ぐらいも気温がダウン、一気に5月ごろに逆戻りになったのですが、
今日からまた夏らしく、程よい暑さ・・・夏はやはり適度に暑い方が夏らしいですね。

それで夏食卓に一番の一皿は?

 

ラタトゥィユに挑戦

先日スーパーに”ラタトゥイユセット”なるBio野菜の盛り合わせがあったので何気に
購入してみたのですが、必須事項の玉ねぎとニンニクは入っていなかったのです。

「何故玉ねぎとニンニクは自前なの?」

と思いっきり疑問でしたが、おそらくこの2つは普通は家に常備されているという前提
で入ってはいないのでしょう。ちなみに産地はスペインでしたが、流通業者はフランス
なので産地が外国だからということでは無いとは思います。

それで恥ずかしながら初めてラタトゥイユを自宅で作ることになりました。

 

ラタトゥイユという料理は日本でも結構おなじみですね。日本での認識は南仏(それも定番のニースやプロバンス)で食べる夏野菜のお料理、でしょうか。でももちろんフランス全域で食べられています、季節に関係無く食べる場合も多いと思います。

つまるところ今は出来合いお惣菜や缶詰冷凍食品等でこのラタトゥイユはほとんど一年中お目にかかれるのです。そしてそれらははっきり言って今一つのお味。おしなべてトマトソースもどきの中に煮込んだ野菜が入っている雰囲気で美味しくない代物です、

少なくとも私にとってラタトゥイユとはこれまで<どうでもいい>料理でした。

 

「ラタトゥイユ、ラタトゥイユって良く聞くけど、あんまり美味しくないよねえ」

とかつぶやいてたのでしたが、魔が差して今回セット野菜を買ってしまったので
とにかくレシピを探してみました。

・・・あったあった、レシピ、なんだ、簡単じゃない。・・・・・・

でも結構な時間が掛かるのですね、野菜をほとんどその水分だけで煮るのですよ。
しかし考えて見ればヘルシーな一品なのですよね、Bio(オーガニック)野菜を使えば
なおのこと。

 

これが私が見つけた中で最も簡単なレシピです。

ラタトゥィユのレシピ

材料 (約4人分、おおまかな目安)
 なす 小2個または大1個 
 ズッキーニ 2、3本(小さなものなら4本ぐらい)
 赤ピーマン 中1個
 トマト(熟したもの) 中1個
 玉ねぎ  中1個 
 ニンニク 3、4かけ

 ローリエの葉 中3枚
 タイム(粉末で可)適宜

 オリーブオイル  大さじ3~4杯
 塩、好みで胡椒   

作り方

1)なすとズッキーニを輪切り(大体2,3ミリ厚さ)にする。

2)オリーブオイル大さじ1杯程を深めのフライパン(私はsauteuseを使っています)で
  熱し、1)を軽く炒め、弱火にして15~20分火を通す。野菜に半分火を通す目的
  なので煮る時間に注意、また焦げ付きを防ぐため、ごく少量の水を加えても可。

煮た後で別に保存。このように半分生でOK.

 

3)この間に他の野菜をカットする。トマトは小さく切り、玉ねぎは輪切り。ピーマンは
  千切り、細めにした方が皮が気になりません。

トマトのみじん切りではなく、コロコロ切りの感じですね。

 

 

 

 

 

 

 

4)そしてニンニクは縦2つに割って芯になっている芽の部分を取り除き、みじん切り。

5)なすとズッキーニが半煮えになったら取り出して保存。フライパン(sauteuse)の
 水分をペーパータオルで拭き取り、新たにオリーブオイル大さじ2杯を熱して玉ねぎ
 とピーマンを炒める。

6)玉ねぎが透き通って来たら、トマトとニンニク、ローリエ、タイムを入れ、塩、胡椒
 をして蓋をし、弱火で40~45分程コトコト煮る。*水は入れません。

7)ピーマンが柔らかくなり、美味しい香りがして来たところで先程のなすとズッキーニ
 を加えてさらに柔らかくなるまで煮る。(おおよそ15~25分、ナベの大きさや加熱方法
 がガスか電気かでも異なってきますので頻繁にチェックしてください)

8)全体が柔らかくなれば火を止める。


良く煮てあるのでビタミンは飛んでしまっているのですが、消化は良いはずです。
冷蔵庫に入れておけばもちろん2.3日は持つので多めに作って翌日に温め直すと味が
しっかり決まっていて更に美味しいです。

他にワインを入れるとか、香草の種類をもっとたくさん入れるレシピも在るようですが
このレシピでは最低限の材料だけなので野菜本来の旨味を味わえます。

これが本当のラタトゥイユの味なのでした!

 

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元パリジェンヌのセミひきこもり