国際農業見本市に思うこと

本物の牛がいっぱい。

今年もやってきました、恒例のパリ国際農業見本市の季節。
元々は家畜コンクールから始まり、この形での開催は1964年の第一回からもう50年近く、本当に”恒例”の催し。パリ15区Porte de Versaillesの見本市会場で毎年2月の末から3月初めにかけて開催されますが今年2019年は2月23日から3月3日までが一般公開日です。

今年の入場料は大人14ユーロ、レストランや試食コーナーもあって朝から晩まで居てもいいので高いと思うかどうかはあなた次第。

現在色々と問題はあるもののフランスは昔から食糧自給率100%を超える農業大国なのです。
東京ドームの3倍ほどもある会場に様々な農業製品、・・・というかその前の過程といえる家畜(牛、豚、羊、ヤギ、家禽類、馬、ウサギ、etc.ペットの犬猫のショーコーナーも)の実物も展示、また海外県を含む全国の農産物の展示即売、そして名物料理のレストランコーナーも。

 

農場学習コーナーもあります

ちょうど冬の学校休暇の時期とも微妙に重なるので親子連れの来場も多く、パリの街中では触れることができない本物の羊やヤギに会えます。
農場体験学習コーナーでは実際の農場の雰囲気をミニコピー、ヤギや小家畜が放たれています。子供向けに幾つかの学習セッションも。

グルメコーナーでは展示即売!

そして様々な加工品、ハム、ソーセージ、パン、ジャム、はちみつ、その他数えきれないほどの食品の展示+味見即売コーナーは大人で溢れかえっています。
デパ地下なんかよりもっともっと賑わってますよ!

地方特産のジャム。

・・・でも、持ち帰り可能な商品だけにする方が無難でしょうね。
昔ここでワイン6本入りの箱を後送りで注文したら、配達時期や配送方法がいい加減で紛失されかけたこともありました。間に入る配送業者が問題だったのですが手に入るまでヤキモキ、精神衛生上良くありませんでした。

実はこれも忘れられないパリの思い出の一つ

パリではここから歩いて行ける距離に住んでいました。住み始めて2、3年めはいろいろ珍しくて夫婦でこのサロンにも毎年訪れていました。
土日はやはり混むので平日に休みを取って徒歩で会場へ。帰りは歩き疲れてるのでメトロ使ったこともあります。当時、TV雑誌の付録に無料入場券が付いていたり、ワインを購入したシャトーから翌年無料招待券をもらったりで結構安く入場できたということもあります。
文字通り都会育ちの私には本物の牛や豚、羊などが一同に集まっているのはこれまでで初めて見るものでした。ただ写真ではわかりませんが特に牛や馬はストレスが貯まるようでずっと見ていると可愛そうになりました。

そして一番印象的だったのは仔牛(Veau)の展示。
私が見たのは何故か大人の牛からは別のところに一頭だけ繋がれて佇んでいました。大人の牛とは違ってまだ大きさも4分の3ぐらいで初々しい。
まだ可愛らしくあどけない顔をしています。展示会に連れて来られるぐらいあって、賢そうな顔。

その時思ったのですが、
「なんでこんなに若い牛がもうすぐ殺されてしまうんだろう?」

フランスでは仔牛肉は普通に販売しています。肉の色は豚肉と間違う程薄くて、大人の牛ほど固くありません。もちろん仔牛を食用に飼育して大人にならない内に食肉用に屠殺するのです。

でも私はそれ以来仔牛は拒否するようになりました。
ウサギは元々ダメだったのですが、それに加えて。それまで一度か二度人におごられて食べる機会はあったのですが、あまり好きにはなれなかったし、レシピを知らなかったこともあって自分では料理したことはありませんでした、と言うかなぜか購入する気にはなれなかったのです。
この時から恐らく永遠に仔牛は口にすることは無くなりました。

でもカエルとかは平気ですよ・・・。

ゆったり感満載のブルゴーニュで名物カエル料理

 

*この記事の写真は全てhttps://www.salon-agriculture.com/ より拝借しています。

 

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