起業しちゃいました!

3月に入った日、URSSAFのサイトでauto-entrepreneur(=micro-entrepreneur)として起業申告を行いました。2,3年前にauto-entrepeneurがmicro-entrepreneurに変更になったはずですが、URSSAFの公式サイト自体auto-entremreneurの名称を使用しているので、どうやらmicro-entrepreneurの名は一般には浸透していないようです。

ああ、これで本当にあのPôle Emploi、つまり職安とはオサラバです。実は去年の11月にも”面談”があったのですが、なんとこっちの携帯に電話がかかってくるという仕組みでした。わざわざ行く必要がないのでそれも良かったのですが、もう多人数に来られて職安がごった返すのも困るからというのが見え見え。ちなみに担当は女性に変更されていました。しばらく前からそうなってたかも知れませんが質問したらあの無能オヤジはめでたくリタイヤしたと言うこと、いや、素敵なことですね。

業者サイトにはご注意

auto-entrepreneurへの登録は実はいろいろなサイトからできるようです。
それらはオフィシャルなものではなく多くは起業情報サイトになっていて記事を読んだ人が登録したくなった時に
<ここから登録!>
というボタン等を組み込んでいますが、たいてい有料です。
夏にクルマのステッカーを申請した時を思い出しました。クワバラクワバラ・・・。

登録の際に手数料を取る代わりに登録と同時にサイト会員になった後には有料無料で様々なサポートを提供しています。
が、結局登録時つながる先はURSSAFのハズ。
何もお金を支払うことはないと思いますが、PCが苦手な人とかにはサポートがあって便利なのでしょうね。

うまく行かない場合、ブラウザを変えてみる

私はケチなのでURSSAFのHPから登録しました。お役所の作成した入力フォームの常でわかりにくいのですが、何度やっても途中で画面が
・・・・・考え中・・・・・・・・・・・・・・・・・
になってストップしてしまいます。
わかるところからやろうっと、中程の項目から入力していたせいかも、と今度は上から順序よくやってもまた中途でストップ。
こんなのが延々30分ほど続いて、疲れてしまい、そしてハッと気がついて今度はChromeのブラウザを使ってみたら一発でOK。

私はweb閲覧ブラウザはセキュリティーがより勝っていると言われているFirefoxを使っているのですが、サイトによってはChromeで閲覧するようにと指定されることもあります。FirefoxではURSSAFのサイトがきちんと動かないのかも知れません。閲覧だけならまだしも登録など入力が伴う行為はうまく行かないのでしょうか。
(しかし利用ブラウザに関する説明はサイトにはありません!)

どうして今まで待ったのかというと・・・

このブログを昔から読んでくださっている人がもし居るなら、
「起業、起業とかいう記事は書いてるけど一向に何もしていないんだ」
と考えていたかも知れません。
それだけならいいのですが、
「言うだけでプータローなんだ、ニートはやはり外国にもいるのね」
と笑われていたかも知れません。 😥 

まあ、その通りほとんどプータローでした。
だけど10何年も、少なくともその後半は牢獄に近くお局に左遷扱いを受けてやりたくもない作業をさせられてもいたそのご褒美に職安からお手当をもらったと解釈もできるんです。それで失業給付が完了するまで”待機”していました。

・・・私のやってたことはいわばインバウンドでフランスに外貨を取り込むことなんです。フランス人や現地在住者相手の商売ではつまるところ国内だけでお金を回らせているのですが、これはフランスにお金を落としてくれる人たちを外から誘致するということでその分フランスに貢献したと思います。
それも高級店や豪華ホテルで金満贅沢に豪遊してくれる、そしてクレーム好きな日本人富裕層なんかの対応もしながらです。フランス人への文句が言えないので旅行の仲立ちをしているこちらに理不尽に当たり散らしたり、何とかしろと命令してくることが多いのですが、はっきり言ってこれはかなりメンタルやられます。
私は平気な方で逆に問題の多いクライアントが来るほど闘志が湧いたものでしたが人によっては耐えられない人もいるんですよね。

 

 

さて、それでは起業したら失業手当がそれでもらえなくなるのかというと、そうではありません。2種類の選択があって、

毎月収入を申告しながら収入の7割と月々の失業手当の額との差額を受け取る方法(受け取れなかった分の手当は日数に換算されてその分給付期間が伸びる)
今後もらえるはずだった手当の総額の一部(なんと45%だけ!)を起業時と6ヶ月後に二分割してもらう方法

この二通りがあります。
どちらも3ヶ月ごとの申告ではなく強制的に毎月申告になりしかも職安にもその毎月の申告作業が必要になったり、一括でもらった場合は手当残額の半分も出ない、と短所ばかり。
私にはこのどちらも気に入りませんでしたのでしぶとく最後まで待ったのです。

そして、さらに今年の初めにmicro-entreprise運営についていろいろ大きな変革があったのですがそのほとんどがうれしい変革です。
・・・ですから待ってたのです!

例えば、

  1. 健康保険は一般のサラリーマンと同じCPAMのものになる。
    2018年までは自営業者用の健康保険での管理でした。2018年までにauto-entrepreneurになった人たちは1年間の猶予期間を得てCPAMに併合されるのですが、それまでずっとサラリーマンとしてやってきた(失業手当受給中でもその延長でサラリーマンとしてカウントされ相変わらずCPAMでした)私にとってはそれもまたややこしい話でした。
  2. 自由業の場合は今年からURSSAFサイトからオンラインで申告や連絡等様々な処理が可能。(商業や職人業の場合はもう少し待つ必要がある)
  3. ACCRE(起業3年までの社会保険料支払い額の段階的免除)が面倒な申請不要で即時全員に自動適用。
  4. CFE(仕事の場所に対して支払ういわゆる不動産税)、これはたとえ自宅で仕事をしていても支払うことになっていますが、2019年から年間5000ユーロ以下の売上収入であれば支払う必要が無くなりました。でももし超えてしまったら支払うことになりそうですが、大きな額ではなさそう。
  5. そして、これは国の機関ではなく、利用銀行のハナシですが、auto-entrepreneurに優しい国外の銀行(後ほど記事にしますね)が今年の前半にはフランスの銀行として登録、顧客の口座番号もフランスの銀行のものが提供されることになる計画を耳にしました。
    そうなれば今までEC圏内とはいえ他国の銀行口座を利用していることで被る不都合も緩和されることになります。 😀 

とにかく今年から結構大幅な変更があったので、極力それが終わってからと待った後始めました。
登録の際に気になったことも少なからずあったのですが、長くなりますので次の記事にしてみたいと思います。

フランス社会職安(Pôle emploi)起業
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元パリジェンヌのセミひきこもり