もうすぐETIASが導入されます

EUビザ、ETIAS。source: etias-euvisa.com

少し前からSNS中心に日本のパスポートの高評価が良くも悪くも騒がれてますね。

ちょっと例を挙げてみてもこの通り、たくさん満足感満載のコメントがあります。 

さてしかし、この日本のパスポートを持っていても実はもうすぐヨーロッパのほとんどの国への入国にはちょっとした事前の手続きが必要になります。

 

欧州(シェンゲン協定国)入国には事前に手続きが必要に

2020年の後半ごろからシェンゲン協定国に観光などの目的のために入国するには相変わらずビザは不要ですが、ETIASの手続きが必要になります。(まだ正式な導入開始日は発表されてはいませんのでこんな表現になっています。)ETIASの認証を受けたパスポートの保持者でなければ入国できなくなりますのでご注意。

これは電子認証システムで、登録情報は欧州の警察機構で一応審査を受けることになります。このことからも近年相次ぐテロ対策の一環であることは確かですね。
ちなみにビザを申請して保有して入国する人は不要とのことです、なるほど。

ETIASの申請手続き

申請は簡単でPCやスマホから可能ですが、認証まで96時間から2週間と、時間がかかる場合もあるので、旅行が決まった時点で申請しておくのが良いでしょう。また、若干の手数料が必要ですが、オンライン上でクレジットカードで支払うことになります。

必要なもの:

  1. パスポート(ICチップが入ったもの、今有効のものはすべてこれに当たるはずです)
  2. クレジットカード情報(手数料支払いのため。カード裏の3桁のセキュリティーコードも)

まだ日本人向けの申請サイトは見当たらないのですが、申請時には以下の情報を入力することになっています。(正式な申請サイト導入時にはこの内容が若干変更される可能性もあります。)

申請者自身にまつわる情報
1.姓
2.名前
3.生年月日
4.その他の名前(ある場合onlyでしょう)
5.出生地
6.性別
7.現在の国籍
8.申請者の親の名前
9.自宅の住所
10.メールアドレス
11.電話番号
パスポート情報
1.パスポート番号
2.他の国籍や市民権に関する情報(ある場合onlyのはず)
3.永住権のある国について(ある場合onlyのはず)
その他
1.シェンゲン協定国で最初に入国する国
2.学校または現在の職業情報
適格性の質問・・・正確でない情報は後で問題になることもあるので注意
1.病状または他の感染性または伝染性の寄生虫性疾患に関連する質問
2.過去の犯罪の有無
3.戦争地域の国への渡航歴
4.移民または渡航履歴について
5.EU加盟国への入国拒否または強制送還歴
6.申請者が未成年者の場合、未成年者の責任者の身元について
7.申請が申請人本人とは異なる第三者によって提出された場合、その者およびその会社の身元(該当する場合)

情報を間違えて入力したまま申請し、受理された後はキャンセルできません。再度登録でやり直し可能かどうかは現在のところはっきりしませんので、あわてずゆっくり行うことですね。

有効期限は3年間(パスポート残存期間が3年以下の場合はその期日まで)が予定されています。

料金は7ユーロ(およそ900円弱)を予定、クレジット(またはデビッド)カードで申請時に支払います。(ただし18歳未満は無料)

ETIASはシェンゲン圏26カ国で有効

さて、ETIASはシェンゲン協定国に入国する認証システムですので、この認証があれば他のシェンゲン協定国への入国は同様に可能です。一度認定をもらっておくと3年間使えて3ヶ月内の旅行なら特にビザを取る必要なありません。

その見方で行くとやはり<日本のパスポートは最強>いうことができるのかも知れません。

英国はBREXITでEU離脱になりますが、アイルランドと共にもともとシェンゲン域外なのでイギリスやアイルランドだけの旅行ならETIASは要りません。ちなみにスイスはEUではありませんがシェンゲン協定国です。

               ご参考↓

Schengen Area - Wikipedia

 

既にシェンゲン圏の国での滞在許可証を持っている人は?

ここで疑問に思ったのは<既にシェンゲン圏の国で滞在許可を持っている人はどうなるか>です。

例えばフランスからクルマで簡単に国境を超えられる国に行く時は行き先によってはまずフリーパスで通過可能です。

国境なきショッピング
国境とはいっても陸続きなのでクルマやバスで簡単に行けてしまいます。 さて、本日は国境の反対側へお買い物。 国道を国境方面に1時間弱進むと、国境を越えてしまいました。・・国境には高速道路の料金所みたいな施設がありますが、常に無人。 料金を支払うことももちろんなく、スルー。スペイン側にはGUARDIA CIVIL(スペイン警察)の駐在所みたいな建物がありますが、通常は検問している様子など全くありません。

↑ここ地中海側の国境の検問所は現在は<廃墟>と化してしまってます・・・。

ですが、
滞在許可証は発行された国でしか有効ではないので、私はスペインでは3ヶ月(連続180日間の間)しか滞在できません。また、フランスの滞在許可証は他の国では何の身分証明にもなりません。

それで念の為、陸路でスペイン国内に入るときは常にパスポート+フランスの滞在許可証は持っていきますが、何も要求されません。というか国境の検問所は廃墟なので無人です。

しかし飛行機や列車など公共の交通機関(特に空路)で国境を越えようとする場合EIAS導入後はきっと何らかのチェックが入ると予想しておくほうが無難でしょう。特にアジア顔の日本人は検問ターゲットになりやすいはず、僅かな手数料でややこしい問題が回避できるならシェンゲン国での長期滞在許可証を持っていてもその他のシェンゲン国への旅行前にはETIAS申請しておくことです。

なにせ3年間は有効ですから。

 

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