不可解な10年カードの住所変更手続き

10月に引越しがあったので外人としては滞在許可証の住所変更手続きをしなければいけません。

それで10月半ば過ぎにランデブーを取るためpréfectureにメールを出したところ、
なんと今月(12月)半ばの日付
を指定されました。(2ヶ月先、パリ近郊並みかも)

去年引っ越して来た時は年末年始を挟んだにもかかわらず3週間+アルファ先の日にちで済んだのに・・・・。
「こんな地方都市だけどやっぱり秋は学生が来るから混んでるのかしらん」
そう思っていたのですが、ランデブーの通知メールの文面が去年と違っているのでした。

目次

配偶者同伴が<必要不可欠>

何?それ。同じ市内での住所変更ごときに。それも既得の10年カードでそんな要求が来るなんて、絶句。
2014年にパリ郊外でカードの更新をした際はパスポートの写真ページのコピーや公共料金の領収書など住所証明、結婚時の区役所に請求して送ってもらった結婚証明書(act de mariage)、申請用紙(1枚ペラのそれも本当に現住所氏名、国籍、出生地、連絡先ぐらいの記入事項しかない)に「過去10年のうちに3年間連続してフランス国外に居住した経験はありません」の誓約サインと写真、現カードのコピーしか必要は無く、もちろん自分1人での来所で十分だったし、それですんなり手続きは済んだというのに・・・。

まあ、いいですよ。ダンナは今や退職して暇を持て余してる位なのですからちょっとそこまでお散歩気分でいいじゃない?でも、言わせると「本当にオレも行く必要あんの?」と、嫌な顔。

私も、嘘でしょ?と思いたい、県庁メールの文書は定型フォームではじめての申請も10年カードの住所変更も一緒くたに同じ内容なんだろうって。
それならいかにもいい加減でほんと南仏の田舎らしい、って言いたいけど、でも去年はこんなこと書いてなかったよね。

完全予約制だけど結局待たされるのだ

当日は念のため少し早めに行ったのですが、入り口に去年は絶対に居なかったガードマンみたいな黒人の兄さんが立っていて、予約者をチェックしてました。
それ以外の人間は中に入れない様にしているのかも。

それで予約時間の2時半になっても前の人が長引いているため、呼ばれません。結局そんな感じで延び延びに時間が先送りになっているのでしょう、やっと順番が来たので一年前と同じ見覚えのある窓口に。

誓約サインまで書かされた・・・何これ?

当方は前の初めて申請すると見える中国人の奥様の番が長々と続いたのでいい加減いらついていたのですが、
受付担当女性は終始にこやか。・・・まあ、前回と同じ。
確かこの担当さんも前と同じだったかな。

で、ちょうど11ヶ月前滞在県変更の時は写真は4枚と言われていたところ1枚だったか2枚だったか戻してくれて、変更手数料の印紙はその時出したのですが、
今回は写真4枚全部回収、印紙は後払いで結構です、との指示。まあ、いいや。

しかし、”一緒に住んで生計を共にしています”という書類の箇所に連名でサインさせられたのは、なんともね。
だって10年カードの初回申請でもなく、単なる市内での引越しに伴う住所変更なのですよ。住所証明にはORANGEの請求書プラス二人の名前でのアパート登記の書類もあるのに・・・。

何だか釈然とはしません。

滞在許可への道はますます厳しくなる?

今年になってから移民によるいろんな問題多かったし、そのせいで取り締まりが厳しくなったのかも知れません。

担当のお姉さんは
「有効期限内カードがあるからレセピセは要りませんね、郵便でお知らせが届くのを待ってね」
と、ずっとにこやかな対応でしたが、県庁事務所を離れた時からまる一日、気分穏やかでは居られませんでした。
ここはますます外人には厳しい状況になっていくのでしょうか。

そういえば去年転入時に、まずパスポートコピーについては全ページコピーが必要だったことにも驚きました! 2年前の更新時、パリの近所では写真のあるページだけだったのに。
私など全部真っ白でコピーしても全部同じなのになんでこんなに紙とプリンタインクの消費をさせられるのだろう、書類の厚さもかなり増えますよね。
これもテロリストに人気の旅行先、某国への出入国記録があるかどうかチェックするためなのでしょうか・・・。

それと、滞在許可申請書も前より記入事項が多いのも謎です。なんと学歴やこれまでの職歴の記入欄も!
滞在許可の申請は田舎だとうるさくない、と言うのはもう一昔前の話なのかも知れませんね。

後で知ったこと・・・2016年11月に外国人の滞在についてはかなりの変更が

こんにちは。2020年の1月になっての追加です。

やはり上記の住所変更したのとほぼ前後してその年の3月に改定されていた外国人滞在管理法(CESEDA)が施行されたのが影響していたらしいです。それまでと違い、10年滞在許可の申請更新には収集するデータがぐっと増えたそうで、そのため身上書のような色々な情報を書かされたんだな、と今になり確信しています。

その上配偶者身分での住所変更に、たとえ10年カード保持者であっても配偶者同伴ということには危機感を感じました。そのうち10年カードはplain droit(文句なしに)で更新出来るという固定観念は捨てないといけなくなるのかも知れません、蛇足ですが。

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