パリに初めて来た日

4月第二週・・・。 パリに初めて来たのもちょうど13年前の今頃でした。 9日だったか11日だったか記録や日記は当時つけていなかったので今すぐには出て来ないのですが、 パリに初めて来たのがとにかく4月の第二週でした。

最初住んでいたリヨンではなかなか仕事が見つからなく現地の日本語新聞で見つけた求人に 履歴書を送ったところ面接にこぎつけたので大きな期待を抱いて上京。

まさしく上京、で おのぼりさん丸出しでした。


リヨン駅でTGVから地下鉄14号線に乗り、自動運転で新しいモダンな車両の
速さに、 「さすがパリ」とびっくりしたものでした。心配してついてきた夫と一緒にオペラ通りの 遥か向うに建つ金ぴか屋根飾りのきれいな建物に「あれ、なあに?」と言い合い、まさしく何にも知らない、その辺の観光客の方が良く知っていたはずです。

この1ヶ月半後それが皆が知っているオペラ・ガルニエであったと知るのですが。

面接の間、暇つぶしにチュイレリー公園を見物していた様な感じの夫が「きれいな公園があったよ」 と言っていたのですが、この時チュイレリー公園であると認識していたかどうかはわかりません。

面接の後どうも感触悪い、としょげながらオペラ通りの外れ(??)にあった角のカフェに入って コーヒーを。そこが名高いパレロワイヤル界隈だとは露知らず、「ダメよ、今日の面接」とか 言って暗くなってました。

その日はパリは普通の気温で曇り空の下まだまだ寒い事、寒い事。
リヨンの春モードに 慣れていてコートも
持たずにスーツだけでやって来たので夕方のTGVに乗るまでほぼ震えどおし でしたが夜にやっとリヨンのアパートに到着した時には、「やっぱり家はいいねえ」と本音が出たのでした。

その後別の旅行会社に拾われ、1ヶ月半後には「パリの会社員」になったのですがこの後 すぐにパリの地下鉄はほとんどの車両が古くてぼろ、故障が多くて遅れること頻繁、という現実を思い知る事になるのでした。


そしてまたパリはもはや昔の映画に出てくるような街では無い事も・・・・。

4月になると思い出すのです、初めてパリの大通りを歩いた時の事を。

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