起業準備を申告

*この茶色のビルは大昔24歳位の頃一時勤めていた会社があったところ。
”三菱村”とも呼ばれる界隈で場所だけは良かったのでした。

 

今月一番で(1日は祭日ですので2日)恒例のPôle Emploiからの召喚の
お知らせが職安ポータルサイトのメールコーナー経由で届きました。
召喚に応じなければ失業手当および復職支援は打ち切りになるので出頭は義務です。

お知らせ状自体は自分のアカウント内に入ってみないとわからないので登録メールに
「お知らせですよ」と通知が来ると、何があったのと緊張しますね。

これは Pôle Emploiのサイトの個人アカウント
のトップページですが、ここでは色々なことが
出来るのですよね、実に。
登録から除外するぞという警告はクラシックに
郵送で来るのですが、その他のお知らせは全て
ここにたまります。(真ん中の赤でマークした
ところがお知らせメールに繋がるところです)
CV等をアップロードする場所もありますが、
私はそれはもう無駄とわかりきっていますので
無視しています・・・。でも時々CVをアップ
しろと自動メールが来るのですよね・・・。

 

 

愛犬の死の翌営業日の召喚状到着、やれやれまた呼び出しか、と思ったのですが
これが先月だったら、そしてもしも延命が成功していれば看護等で今頃また大変な事
になっていたはずだったのです。

もうどうしようもないし遺体も火葬するよう動物病院に預けて来たし、やることは
ありませんでした。
何かこれはウチの犬が後押ししてくれてるのだ、という気がします。それで余裕を
持って面談戦略を練ることが出来たのでした。

 

<チェチェン・オヤジ>ともこれで最後??

今週の月曜の朝、指定された11時に久しぶりに職安に入ると、毎度のことながら
待合室には大勢の人たちが。この街も失業率はめっちゃ高いけれど、職安で仕事探す
よりほかのリクルート業者で探す方がいいお仕事が見つかるとは思いますが。
実際、去年だったかPôle Emploiに寄せられた求人に思いっきりインチキなものも
あったという<事件>も起こってました。

日本の職安もそう言えばロクな求人ありませんでした、私が通ったのは前世紀末頃
でしたがそこで見つけたバイト先もひどいものでした。確か公共職業安定所への求人
申し込みは無料ですよね、やはりタダ程怪しいものは無いのでしょう。

 

私の担当カウンセラー、チェチェンオヤジが私の前の人を送り出して来るのを見て、
「おはようございますうー」
とまずは愛想よく挨拶してやりました。
オヤジについてカウンセルブースに入ると、オヤジは
「さっきの人のデータ処理する必要があるのでちょっと待って下さい」
と言っていますが、別にこちらも急がないので
「どうぞどうぞ」
と、廊下の方を眺めて暇つぶししました。何だか何回もエラーしたようで
かれこれ10分はかかったでしょうか。これで指定時間から15分経過。もう一度
初めからやり直していたようでしたが、やっとこさ終了。

「えー、それで、今年の1月から3ヶ月、起業支援セミナーを受けられましたよね」
「(そう、あの3ヶ月契約社員の相談員とね)ええ、とてもためになりました!」
職安の提供するサービスに不満が言える訳が無いのです。ここは無難にニコニコ
路線で通します。

「うん、それは良かったです。それで?」
「はい、来年の初頭に個人事業主として起業する予定です(どうだ、のんびり失業
 手当を受け取ってるプータローではないのじゃ)」
「えーと、それはプロジェクトなのかそれとも決定事項なのか・・・」
「もう決めました。それでこちらへお知らせするなどの手続きについてはどうなる
 のかと・・・」
「あっ、それ、担当が違うのでそっちで聞いてね。今入力しているからちょっと
 待って下さいね・・・・・・」

オヤジはまたキーボードを一生懸命叩いている。間違え入力しないでね。

でもどうやらこれでこのオヤジとも縁を切る事が出来るような気がするのでした。

 

手当支払い担当者へ・・・

パソコンに今回の面談の内容をちょこっと打ち込むとオヤジはさっきの待合室まで
私を案内して、
「それじゃこの後の手続きについてはこっちの窓口で聞いてくれるかな?私じゃ
 何にもわからないんで・・・。今順番待ちが何人かいるけど2つある窓口のどっちか
 で呼ぶはずだからちょっと待っててください」

オヤジはそう言うと握手をして去って行きました。なるほど、別の側の廊下を挟んで
また違う感じのブースが並んでいます。しかし待ちました!月曜の午前中のせいかも
知れませんが呼ばれた時は12時過ぎでした。待ち時間30分以上。

担当は30代半ばぐらいの感じの良い女性で私の<事業内容>を聞くと、それはやはり
この職安ではあんまり例が無いらしくどこかに電話して問い合わせた結果、
「直にURSSAFに行って下さいね、その後番号と書類を持って来所して下さい、
 予約はいりませんので午前中に来て、当方、支払い担当セクションに話があると受付
 で言えば順番待ちに回してくれます」
「はあ、それではムッシュ☓☓☓☓(オヤジの名前)への連絡は要らないのですね?」
「ええそうですね、もう」
「じゃあ、ムッシュ☓☓☓☓とはこれでおしまいってことですか?」
彼女は薄笑いを浮かべながら、
「そうです、おしまいですね!」

どうやらオヤジは同僚社員の間でも使えない+老害の元凶、とされているような
気配・・。

この時少し早いですが、毎月のPôle Emploiへの現況届についても質問すると教えて
もらえました。現在は現況届はインターネットで行うことになっていますが、
働いた時間=151時間(フルタイムの社員と同時間)
給料の額=その月やった仕事でもらえるはずの報酬額
を申告することになります。まだ未入金でも申告なのです、要するに発生主義なの
ですね。

上記については結構調べてもいろんな情報が飛び交っているし、地方によって
違っているような事もネット上で見たので頭が痛かったのですがこれで完璧クリアー
になりました。でもフランスでは地域によっても色々対応が異なる事がやはり多い
ので同じ様な立場の方はこれをそのまま参考にされるのではなく、やはり直接
お住いの地域のPôle Emploiで聞いてくださいね。

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さて、

この日はあのオヤジと縁が切れた記念日。ちょっと懐かしい気もするけど。

さらば、オヤジ。

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