借金は一人ではできないのだった

先々月、アパート引越しについて書いたのでしたが、
しかしながら旧住居の売却処理関係がまだ滞っていたのです。

その原因は購入者の投資家女性の銀行担当者が、
「あなた一人にはお金貸せません」と、
住宅ローンの融資について難癖をつけたからなのでした。

一人じゃ借金できないんだ・・・

その女性の職業はGERANT、理解しやすく言えば”雇われママ”
みたいな感じでしょうか。会社員とかではないので収入が不安定、
おそらく担保にする別の不動産資産なども無いのだろうと想像が
つきます。やはり給与などの定期収入の無い人は借金はしにくい
のが世の中の常。
(今回の投資物件購入の理由も「自分には年金なんて期待でき
ないから」家賃収入を将来の財源に、ということなのです。
フランスでも日本でも自営業者やフリーランスには年金の額は限り
なく無きに近い額なのです。

日本でもフリーランサーは結構大変ですよね。よほど有名人なら
まだしも相当貯金をしていないと不動産どころか車のローンなども
組みづらい。

カップル連名でのローン借り入れ

それで銀行にはカップル連名でのローン申し込みに変更して購入誓約
書類の作り直し、こちらもサインのし直し。これが10月初めだったのでした。
元々は先方のギリシャ出稼ぎの夏を挟んでいたのですがこれで更に
売却契約の日が大幅に先にずれてしまいました。

”カップル連名”というのは正式に結婚もPACSもしていないお二人なので
こう呼んでいます。フランスでは子供がいたとしてもこんなカップルも
とても多く、日本の様に内縁関係など暗い用語ではなく<自由な関係>
と呼んでいてそれが社会の常識となっています。日本でも”事実婚”という
方法もありますが、まあ、これだとお互いの財産はそれぞれのものとして
きっちり出来るし女性も仕事をして何らかの収入を得ているのであれば
すごく合理的であります。もし別れるとなったらどっちかが出て行くか引越
してしまうかで済みます。
・・・まあ、このお二人の場合すごく年齢差があるカップルで、もしかして
男性には前の奥さん(または彼女)との間に息子や娘があるのかも知れ
ません、そうなったらやはり財産は個々のものにしておけば将来相続で発生
しがちな泥沼の争い問題も生じませんからね。

 

購入名義は半分半分

それで売却当日、お互いの公証人の前で書類にサインする際にわかった
のですが、購入名義も半分半分にしていました。なるほど。これって雰囲気
的には普通に結婚時の財産契約なしで結婚したカップルと同じですが、
二人の関係が切れた際には違うことになるのです、特に相続関係。
ここでフランスの法制度について説明すると複雑すぎるしこの記事のテーマ
とは外れるのでまたの機会にしますが、おそらくは見たところ結構有能な彼ら
の公証人のところで書類をきっちり作っているのでしょう、後でもめない様に。

彼らはこちらが引っ越して空き家になったアパートを何回か見学希望者さん達
に見せていて、(購入前提で鍵を貸してあげてたので)11月の上旬には既に
ちゃんとした借家人が決まっていたようですがこの街では空き物件も多くて
借り手がなかなか見つからないことも多いのに、やはりコネがものを言っている
のだと思います。現地が長く、これまでの仕事商売とかでいろんな繋がりが
あるのでしょうね。ちなみに昨日、ちらっと通りすがりに前のアパートを見たら、
明かりが点いていて既に誰か居る、月初めに引っ越して来たのでしょう。

これで一安心

売却契約署名から一週間、前の家の写真を見ると懐かしいのですが、
もう「終わった」ことなので、思い出にはさよならします。夏の間はこの街では
”展望台”クラスの建物からの風景を楽しめたのでまあ、いいか。実際買って
から6年間、改造工事だけしてほとんど住まなかったので風景を楽しむなんて
してませんでした。

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 最後に訪問したのは秋晴れの日曜の朝

 

さてこの後、先週末にかけて夏から続くパソコン不調対策にまる2日半かかった
のでした・・!もうこりごり。その顛末はまた次で。

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