今日はまずは先日の記事の続きを少しです。
パリに行って何を見たのかと言いますと、
「特に無い」
です。もと居たところのすぐ近くにアパートホテルの宿を取ったので、道も知ってる、メトロの駅もおなじみだよ、パン屋やマルシェも懐かしいな、みたいなことだらけでした。おなじみ観光地域のシャンゼリゼやセーヌ川沿い、オペラ座からヴァンドーム広場、サントノレ通り・・・。
バルベスの<アフリカ>にも足を運びました。相変わらずですが、昼間は全く危険でも無いので少し異国情緒が味わえました。
本当に懐かしい懐かしいで、タイムスリップした数日間でした。
下の写真なんかは極めつけ。写真ではよくわかりませんがもとORANGEの研究所の後に広大な更地にショッピングセンターとか映画館とかが建つ定らしいです。

あっけらかん・・・・。
クルマに貼るcrit-airステッカーをネットで注文
さて今日の題目の”似非サイト”。
実は旅行にゆく2週間前に遭遇して見事に引っかかりそうになりました。
事の顛末は、
パリではクルマがどれだけ排気ガスを出すのか示すステッカーをフロントガラスに貼ることが義務付けられているので、パリ周辺を徘徊するにも一応付けて置いたほうが無難だろうと、ネットで注文することにしました。
費用は郵送料込で4ユーロ弱、万一ステッカー無しの罰金を食らったら当然それだけではすまないのでいつものようにeカルト・ブルーで支払えばいいじゃない、善は急げと注文用のサイトを検索しました。
すると、このサイトが目に止まりました。ステッカーについての説明も詳しく、信用できるなと、ページ上のboutique-en-ligneのボタンをクリックし、住所氏名、登録ナンバー等いろいろ入力する中で
19,29 €
という料金が表示されているのに、「ん~??」 となりました。
このサイトはCGV(販売条件)等も書いてあり、信用できるとは思ったのですが、そこで手続きを止め、サイト名で検索して調べてみると、
<高い料金はサイト維持の手数料云々を上乗せした商売サイトである故>
ということが判明、そこで今度は本当の政府関係のサイトを探してたどり着いたサイトでは公式発表の4ユーロ弱。しかも入力が必要なのはクルマのナンバーだけ、送付住所も不要でした。
車検証の情報とリンクしているので当たり前と言えば当たり前なのですが、さっきのサイトでは色々入力してこんなに個人情報渡して大丈夫???と嫌な雰囲気になっていたところでした。
ちなみにこっちのサイトも同じような疑似サイトです。まだ他にもあるかも知れません。
偽装サイトが大流行中
フランスでも最近は税金とか、クルマ登録関係とか公的手続は事務所で受付するのはごくごく減らしてネットで行うようにする傾向が著しいのですが、それを狙ってお金を得ようとする私企業あるいは個人ベースで構築した詐欺サイト、あるいは似非サイト、疑似サイトが横行するようになっています。
つい先日もTVで注意を喚起する番組がありました。
偽サイト/似非サイト、そして詐欺サイトに引っかからないようにする方法
- 公的手続きの場合政府の広報オフィシャルサイトwww.service-public.frを見てください。ネット上での支払いが必要な場合でここにリンクがあればそこから支払い手続きに進んでください。
- またおかしなサイトの見分け方として、
- 検索でトップに出てきてもそれを丸々信用しないこと。
トップに出るようサイトを作る工夫はいくらでも可能です。 - サイトデザインに三色旗の色使い、マリアンヌの肖像入り、政府機関の名前等をちらつかせているサイト、これらを使って見かけを公式サイトとほとんどそっくりにするのは禁じられていますがこれらの使用についてはグレーゾーン。
等々・・。
参考 pdfインフォ(仏語)
滞在関係の情報にも・・・
外人の滞在についての情報にも政府の運営するものと似たサイトがあります。
例えば検索ワードを demande carte séjour france あるいは france visa séjour、で検索するとこれだけでもたくさんのサイトがヒットします。
*2020.06.20更新
今は手続き時の印紙はネットで購入するようになっています。もし瓜二つの詐欺サイトに遭遇したら大変ですね!
サイトでの購入の際はやっぱり注意が要りますね。
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