首相にブーイング、テロリストにゴミの山

 

週明けの18日ですが、本日のお昼のニュースでは全国的に
追悼特集、各地のテロ被害者への追悼光景がモザイク式に
流されています。

ブーイングには”Je m’en fous”

と、ニースのテロ現場のPromenade des Anglais を訪れる
場留守ではない、バルス首相一行が写りました。見ていたテレ
ビでは最初音が入ってなかった(意図的か)のですが、2度目
に写った際には音入り。口笛とブーイングに囲まれ、それでも
追悼行事は終わったのですが、後で一言「(批判に耐えられ
るように)強くあらなければな」と。まさしく時には
“Je m’en fous”(それがなんだよ?=意訳)と、開き直るくらい
図太くないと政治家は務まりませんね。どこの政治家も同じ様
なものです。

しかし大統領や首相が誰であっても、今のご時勢ではテロは
起こったと思います。

昨晩のニュース番組でのサルコジ氏の批判発言も対抗政党で
あるからここまで強く言えるのでしょう。しかし明らかに来年の
大統領選を意識しているかの最近の言動。

この人、2012年には「もう辞めた」と言ってたのに執念のカムバック
でありますね。私はフランス国民ではないので選挙権ありませんが、
こんなど根性モノ話の行方、暖かくそして冷ややかに見守って行こう
と思います。 😆 
願わくはテロ取締りを強化しすぎて我々関係無い外人にまで
とばっちりが来ないことを祈ってますが。

テロリスト射殺現場にはゴミの山に唾を吐く人達

あれあれ・・・。テロリストが最終的に射殺された場所にはゴミの
山が置かれて、唾を吐く人もいるとのこと。テロ現場でこの様な事が
起こったのは今回初めて見ました。

 

 

テロリストの素顔が徐々に明らかに

cs

テロリストの身分証明(滞在許可証)。 当初仏国籍との二重国籍と報道されたが間違い。

さてこれがテロリストの身分証。2019年まで有効の10年ものの
carte de séjourです。画像は散々テレビなどで見た方も多いで
しょうけれど、これは旧バージョンの外人の滞在許可証です。
現在はもっと小さくてクレジットカード大、財布にも入る大きさで
なぜか2つも顔写真が表に印刷されていてカードの裏には
ICチップが入っています。偽造は難しそうになりました。

初め仏国籍も持っているチュニジア人との報道がされたのですが、
この身分証はガイジンの証。仏国籍論はパリ、その他で起きたテロ
の犯人の大部分がフランスで生まれ育った”フランス人”で他のパス
ポートも持っている重国籍者であったことから来る早とちりだったの
でしょうね。
もちろん混血でもなく本国には父親など家族もいるそうです。ちなみ
にこの父親は<過激派>だったとかいう話です。
そしてテロをやらかす直前にニースから10万ユーロも送金したとの
情報も入って来ています。通常なら国の家族に仕送りしてあげた
のだ、と受け取れますが要するに事件を起こして差し押さえられる
前に外国に送金してしまったのでした。・・・でも、仕事はしがない
大型トラックの運ちゃんでしかも少し前に居眠り運転の末物損事故を
起こしたのでクビになったとのこと。それじゃそんな大金は一体どこ
から来たのでしょうか・・・?
9年ほど前にフランスに来てそれからコツコツ貯めていた訳ないで
すよね、もらった給料ほぼ全部を貯金につぎ込みでもしなけりゃ
こんなに貯まりません。

怪しい、怪しい。既に周辺の人物達が捕まってパリ郊外のテロリスト専用
留置場のあるルヴァロワに送検されています。これから色んな事実が
明らかになっていくんだろうな・・・。

独立系フランチャイズ型テロリストの危険

さてこのテロリストはシリアなどには渡航暦も無く、テロ関係としては
殆どノーマークだったそうです。しかし、ISは<わが兵士>ということ
で遅ればせながら2日後に犯行声明(自分達のテロリストのしわざと
認める)を出しました。
つまりISに行きたい、行って仲間入りしたい、との強い願望が無くても
社会に不満を抱えるがイスラム国などとは直に関係が無いムスリム層
が今の発達したIT環境を利用、SNS等で連絡を取り合って今回の様
に大きなテロを起こす危険も今後視野に入れる必要が出て来たと
思います。これまでの車を焼いたりなどの小さな犯罪の数々、
<郊外の移民系の起こす悪さ>で済んでいたものが重大なテロ活動
に発展する危険があることは否定できません。

*本当は先日の記事の姉妹編を書こうと思っていたのですが
本日も<特番>ということになりました。さて姉妹編はこの次で。

タイトルとURLをコピーしました