ロックダウン下のハロウィーンの『ブルームーン』

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第二回目ロックダウン開始

やっぱり第二波が来たので、またロックダウンになりました。
水曜10月28日の夕方のTV録画放送の大統領の声明で、30日金曜午前0時から実施されています。

前々からそうなるとは思っていましたが、今回は結構早めの決断ですね。
やはり3月~4月の状況から学んだことは多いようです。

カメラの横のプロジェクターを見つめながら読んでいること丸わかりの発表内容の大部分は専門家筋の意見がそのまま反映されていたと見られます。


ただ、前回よりかなり厳しさが緩和された内容です。要するに経済活動を停滞させるとその影響でとんでもないことになることは自明の理、さらに感染対策プロトコルは5月のロックダウン解除後から確立されて企業もほぼ導入済みなので、相変わらず外出理由を書いた書式かそのスマホバージョンを携帯する必要はありますが、会社はテレワークを可能な限り導入のうえ通常通り仕事を続け、工場も操業継続、役所も仕事は普通通り、(ただし利用者窓口はほぼ予約制になっていると思われます)、小中高も11月2日の休暇明けからマスク着用必須で(やっと6歳からの義務になったんですよ、遅い!)開校、公共交通機関ももちろん動いている・・・。

そしてPCや携帯などのお店はテレワークする人のためか(??)営業許可されています。iPhoneのお店やFnacも書籍コーナー以外は営業してました。

閉まっているのは一番感染の危険度が高いとみられる飲食店、スポーツクラブ、娯楽施設。ノーマスクの人を含め大勢が集まり、生活に必需な場ではないからです。そして特に生活に必要の品を扱っているとはみなされない店や理美容院、エスティサロンなど。

ただ、ヘアサロンが閉店なのは不便です。お隣のスペインでは営業が許可されていますが、こちらでは閉店。
でも髪を切ったり染めたりするだけの場合、美容院が[本当に]危険なのかは不明です。アメリカでのケースですが、あるサロンで美容師2人が感染していたのにもかかわらず感染テストの結果が本当にわかるまで仕事を続けたのですが、その間対応した100人以上のお客への感染はゼロだったというエビデンスがあります。(これはお客・美容師双方がマスクを最初から最後まできちんと付けていたケースです)

前回のロックダウンではそれで髪を切りそこなったままの人がわんさかいたようです。今回は前々日頃から予想していた人とかが会社の帰りに髪を切りに行っている様子がニュースで流れました。サロンも営業時間特別延長で対応、今後1ヶ月かそれ以上かわからない閉店期間の前にこれで少しでも収入を上げられるのでしょうか。実はわたしも同じことをしました、大統領のロックダウン発表を待たないで、朝予約入れてその日の午後サロン行き。これでもしロックダウン延長になってもなんとかはなります。

前日の様子といえば、これがこの世の最後の宴会だと言わんばかりにバー・レストランで騒ぐ人々も相変わらずいました。

たとえばこれ。

ソーシャルディスタンスを無視して騒ぐ人々 (Source: francetvinfo.fr)

相変わらずこういう人々はある一定以上いて、騒ぎながら「ウィルスはもう終わった」とか言っています。こんなに感染者が出て、病院ももうすぐ満床状態のところが出るというのに自分では終わったことにしているのはすごい根性です。別の異次元にいるということでしょうか。
いくら厚生大臣が

2秒に1人感染者発生、30秒に1人の入院患者発生、4分に1人が死亡している

とツィートしても気にしてないようで・・・。


こう書くとフランス人は全く無頓着だから・・・という意見を持つ人もいるでしょうが、もちろん一般の日本人以上に厳密に感染予防やロックダウンのきまりを守っている人たちが大半を占めています。日本人でも一部は上記の「おバカフランス人たち」と同じような考えで行動しているはずです。

今年の10月は2回の満月(ブルームーン)

実は今年の10月31日は10月2回めの満月、そしてハロウィーンの夜に当たります。月2回めの満月はなぜかブルームーンと呼ばれているのですが、別に月が青く見えるわけではありません。また、ひと月に満月が2回あるのはそれほど珍しくはないようです。
でもハロウィーンに当たるのはなんと46年ぶり、前回は1974年でした。これを読んでいる人の中にはまだ生まれてなかった人もたくさんいるかと思いますが、わたしは当然生まれてました、もろに関西弁で学校のクラスメートとのんきにだべって居た頃でした。その頃は今と違って情報が無い時代なので、ブルームーンどころか稀代の満月だということなど全く知りませんでした。

そして今日は亡き愛犬の三回忌。今年はロックダウンで花屋も閉店するのでは、と3日前に小さい白菊の花を買っておいたのですが、諸聖人の日のお墓参りのために特別に週末いっぱいまで営業可能になっています。・・・というか飲食店でもない小さなお店に人がわんさか集まることはほぼ無いのでソーシャルディスタンスを守るようにするだけでいいはずなのに小売店が軒並み閉店にされるのはどうも不可思議です。小売店が開いているから人が集まる、という考えがあるのでしょうか。

満月+ハロウィーン+諸聖人の日・・・

今月になってから、特に16日のあの事件以降物騒なニュースが毎日起こっています、29日木曜日のニースの大聖堂での惨劇、今日31日は先ほどリヨンでギリシャ正教の司祭が教会から出たところで銃撃され重傷、またパリではテロ未遂事件が起こっています。

どんなものにせよこれからは宗教関係の場所には近寄らない方がいいと思います。日本人はだいたいにおいて無宗教なので特に行く必要はないはずなのですが、歴史的な建物でキレイだ、というようにカテドラル詣でとかするのはやめてください、現況はほとんどが外部からの侵入者に対し無防備な状態、まして今は皆がマスクをしているので人相がわかりにくく、さらに危険です。


もともと10月末のこの時期は小説でも描かれているようにどこかこの世ではない雰囲気もあって毎年わたし的には居づらく早く過ぎて欲しい季節ですが、この46年ぶりのハロウィーンのブルームーン、どこか不気味です。

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