パリは怖がられているのだろうか?

昨日、駅のキオスクに行った時、売り場の新聞の見出しと
写真に目が釘付けに。

観光客はパリを怖がっている

と、いうタイトルとエッフェル塔がある新聞の表紙に大きく出ていました。
この新聞は地方ではAujourd’hui という名前で販売されていますが中身は
ほぼパリ地方の話題満載のLe Parisienと同じなのです。当地では
赤基調の表紙で見る度にしっくりしないのでネット検索すると上の画像が
GET出来ました。
この方がいつも見ていた青色基調のお馴染みのレイアウトと色使いで
やっぱり落ち着きます。

テロのせい?ツーリスト大幅減

それによると例の11月のテロ事件のせいでその後の観光客のパリ離れが
まだ元に戻れておらず、特に日本人が20%以上減になっているらしいです。

でも実際に予約を担当していたsakuraから見るとこれは2013年後半ごろから
既に始まっていた感触があります。これは記事内のグラフでもはっきり見て
取れます。ですから原因がひとつとは断言は出来ないのです。おそらく経済
上の要因などとの絡みもあるのでしょうね。

日本は今のところあの国を直接には攻撃してはいませんが、どういう訳か
全般に観光客が少なくなってしまいました。減少傾向は元々あったのですが、
それに拍車がかけられたと思われます。
中には会社で渡航禁止令なども出されて旅行できない人もいるようで
どうも日本の会社らしい発想ですが私も昔、湾岸戦争(古い!)の際、会社で
香港旅行に行こうかと言っていたのが即取りやめになって悔しい思いをした
経験があります。

気になるのはグラフにはロシアの項目が無いのですが実はそれ以上に
ロシア人の来訪が減っているのです。これは今回のテロ自体のせいと言う
よりもロシアの場合他にテロと絡む要素が明白にあるためでしょう。

逆に中国人パワーがすごいそうです。テロリストなど何吹く風。現在のパリの
観光業界は中国人でもっていると断言してもよさそうです。

安全キャンペーンのためにパリ市長が来日

このままでは50万人にも及ぶ観光客関連に従事している人達の仕事が日
干しになる、ととうとうパリ市長のイダルゴ氏と共和党のイル・ド・フランス
地方党首ペクレス氏が今月末3日間東京を訪れて
「パリは安全ですよ」、
と宣伝されることになったのであります。
でもどれほどの効果があるのでしょうか。
それよりも無愛想なタクシーとか感じ悪い店員、いつまで経っても注文を取り
に来ないウェイター達の再教育をなんとかして欲しいと個人的には思いますが。

本当に安全?

sakuraは事件後1ヶ月少し過ごしましたけど、特に危ない感じはもちろん持って
はいませんでした。ただししょっちゅう起こる<危険物入りの可能性がある
怪しい荷物>騒ぎや警察や軍隊の姿が頻繁に見られるようになったことで
一応非常時だな、とは思っていました。これも人それぞれで「外出するのがなん
だか怖くなった」と言っていたご年配婦人もいますのでなんとも。

私自身は以前に比べて特に怖い感じは持っていませんですが、もちろんそれで
「絶対安全です、100%大丈夫」
などとはとても公言出来ません。パリは今や問題山積みのベルギーからも
ひと走りで来れたりしますので、その意味ではやはりテロリストの隠れ家にも
なり易いでしょうし、忘れた頃に行動を起こす方が効果が大きいと、現在は
様子見しているのかも知れません。

ただ、パリ(その他観光都市)には常時他の危険も一杯、特に昨年末からカモに
なる旅行者が減っているあおりでジプシーその他の盗賊団も「不況」だと思います
ので連中はさらにアグレッシブ度を増しているかと想像してます。
これには昔から気をつけることでしたが、特に日本ではこの手の犯罪はほとんど
見られませんので日本人旅行者は全般的に対処が緩いですね。私の所に駆け
込んで来てた被害者さん達も一様に簡単にやられてました・・・。

それにしてもテロに限らず何にせよ、今はエライ人の「100%安全ですよ」という
言は信じられない世の中になっているのでは?

パリ
カテゴリー別一覧
クイックシェア!
元パリジェンヌのセミひきこもり